フィレンツェ在住日本人達によるフィレンツェを中心とするイタリア情報ブログです。観光、グルメ、ショップ情報、イヴェントなどの役立つ情報や、現地での何気ない生活エピソードを紹介させていただきます。


by フィレンツェ目安箱

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ムゼオ ディ カーサ マルテッリ MUSEO DI CASA MARTELLI

フィレンツェのドゥオーモから徒歩で数分という便利な場所にマルテッリという

フィレンツェの名門家邸宅美術館 ムゼオ ディ カーサ マルテッリがあります。

市内に沢山ある他の美術館に比べて質素・小規模ながらもやはりフィレンツェ、

世界に類を見ない一味違う贅沢が溢れているムゼオ(美術館/博物館)です。

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この美術館ではこちらの涼しげなフレスコ画でデコレーションされた

独特な部屋が特に有名です。

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コチラが美術館の入り口

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Lo stemma Martelli マルテッリ家の紋章

入り口から入って階段を上って行くと

このマルテッリ家の紋章、黄金のグリフォンがお迎えしてくれます。

ルネッサンスの巨匠の一人ドナテッロ製作の作品は

現在バルジェッロ美術館にあり、こちらはコピーだそうです。


メディチ家が断絶してからのフィレンツェでは

マルテッリ家などをはじめとする名門家達の多くが

それ以前に比べて経済的に貧窮しはじめ、

所有地を売らなければいけなくなったりなどがあったそうで、

土地を売るよりはということで資金繰りの為に

長年の家宝である芸術作品を売ることがあったそうです。


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Camilla Martelli e Granduca di Toscana Cosimo I de' Medici

入ってほどなく行ったところの部屋の天井画にはピッティ宮殿を背景にした

マルテッリ家出身のカミッラ・マルテッリ (1545-1590年) と

初代トスカーナ大公となったコジモ一世・デ・メディチ (1519-1574年)が

描かれていました。

コジモ一世はジョルジオ・バザーリにウフィッツィ美術館、

バザーリの回廊を作らせたことでも知られています。

コジモとカミッラとの間には26歳の年の差があります。

コジモ一世にはエレオノーラ・ディ・トレド(1522-1562年)という妃が

いましたがマラリアで無くなり、

最初は愛人として、しばらくして1570年に二人は結婚したそうです。

二人の結婚は一般的にはいわゆる貴賤結婚とよばれているそうですが、

そういってもマルテッリ家はフィレンツェの名家出身であるし

当時のフィレンツェでもメディチ家自身は以前は

裕福な市民(ポポロ グロッソ POPOLO GROSSO)であり

何年か前まではあくまでも有力な一般市民という階級だったので

もちろん、トスカーナ大公ともなると話は違うのでしょうが

実際は歴史的に見て、両家に大きな差はあまり無かったのかもしれませんね?



それにしてもやはり大公のお妃になったというのはマルテッリ家にとっても

誇らしい歴史であり、フレスコ画としてその栄光を残しておきたかったのだな、

という家族の気持ちが伝わってきました。


さあ、これから数あるマルテッリ家の部屋のいくつかをご紹介します。

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驚くことに、カーサ・マルテッリ美術館の多くの部屋には

手で模様が描かれた床があります。

上の写真の床下も彩色されることによってまるでモザイクの床のように

見せられています。

メンテナンスが大変そうだし、お掃除はどうやってるのかな?

気を使うだろうな、と正直思ってしまいました。

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コチラの写真の床は赤レンガの床で

一つ上の写真の描かれた床はこういった赤レンガの上に描かれているそうです。



床は描かれていなくても、この部屋の壁にはフレスコ画で

それぞれ優雅で美しいデザインが施されています。

やはり豪華とは違いますが、普通とは違う芸術の街フィレンツェ独特の

贅沢といえるでしょう。

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こちらは地上階にある夏専用の涼しい庭(?)として造られたスペースだそうです。

壁には忘れ去られたような寂れた雰囲気のある木々が描かれている他、

トリック絵である「崩壊しかけたぼろぼろの壁」があります。

このぼろぼろの壁はトリック絵だけでなく、一部の奥の壁には

わざわざ本物のレンガとセメントを使って

壊れかけた建物をイメージとして再現されていました。

(*ショーケースの展示品は関係ありません)


暑い夏を快適に過ごす為に少しでも涼しく感じるようにされた工夫なんでしょうか?

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さて、今回この美術館を訪れて贅沢さはもちろんですが

フィレンツェ人の繊細でユーモアとセンスのある演出に脱帽でした。

フィレンツェには沢山美術館がありますが、あまり有名でない美術館には

有名な芸術家による作品というのは少ないのですが、

違った意味で大変貴重な芸術の世界を垣間見ることが出来ますので

お時間に余裕のある方にお勧めします!


ムゼオ ディ カーサ マルテッリ MUSEO DI CASA MARTELLI

入場無料

開館日
木曜 14.00 - 19.00
土曜日 9.00 - 14.00
第一・第三・第五日曜 9.00 - 14.00

入場は無料ガイド付きで下記のような一時間ごとに出発です。
出発時間 9.00, 10.00, 11.00, 12.00 e 14.00, 15.00, 16.00, 17.00

開館日等の情報は変更される可能性も十分あります。
直前に下記のホームページなどで確認されることをお勧めします。
Museo di Casa Martelli



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by firenzemeyasubako | 2015-03-15 23:58 | 観光お役立ち情報

夜のストロッツィ宮殿

今日は以前にも紹介したことのあるストロッツィ宮殿の夜の風景を紹介します。

過去の記事はコチラ 中世の建物の中でカジュアルなお昼を


ストロッツィ宮殿の中には小規模ですが内容の濃い美術館や、

セルフのバールなどがあり、また、不定期ではありますがコンサートなどの

イベント・催しなどもあります。

宮殿の自体がフィレンツェの住民や、観光の為に訪れる人たちの憩いの場

または集う場所といっていいでしょう。


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宮殿を出てすぐに高級ブティックが並ぶトルナブォーニ通りにでるので

お買い物にも大変便利です。
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現在パラッツォ・ストロッツィ内の美術館では

2014年7月20日まで

「ポントルモとロッソ・フィオレンティーノ」展を開催中です。


PONTORMO E ROSSO FIORENTINO
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ポントルモとロッソ・フィオレンティーノ展についてはコチラからどうぞ!



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by firenzemeyasubako | 2014-06-02 19:33 | 観光お役立ち情報

②フェスティバル・ジャッポネーゼ

前回の記事「フェスティバル・ジャポネーゼ」 (過去記事はコチラから)

の続きです。

今日はフェスティバル・ジャポネーゼの会場となった
リモナイアから見た景色をご紹介。
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この写真からではわかりづらいですが、入り口を入ると
会場にたどり着くまではとにかく坂道を登っていかなくてはいけません。
(会場へはこの階段ではなく、画像右側の道路からになります。)

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ふと横を見ると近くに立ち並ぶ民家を見下ろす位置になり、
むこうの小高い丘までみえました。
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結構高いところまで上がる必要がありますが

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眺めや雰囲気は最高でした!!


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by firenzemeyasubako | 2013-12-02 15:57 | イタリア生活のエピソード

ベッキオ宮殿内部

前回美しい月夜でのベッキオ宮殿についての晩餐会  (過去記事はコチラ
について書きましたが、

今回はそこで紹介しきれなかったベッキオ宮殿内部のイメージ画像を紹介します。

ミケロッツォの中庭 
Cortile di Michelozzo del Palazzo Vecchio

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夜にライトアップされた中庭の様子が素敵です。


宮殿内部の五百人の広間へと続く階段
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五百人の広間天井
Il Soffito del salone dei Cinquecento
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  バザーリとその弟子達によって描かれた絵で埋め尽くされた豪華な天井です。


ベッキオ宮殿についての外観については

過去記事のシニョーリア広場とヴェッキオ宮殿 
 
(過去記事はコチラ)からご覧ください。

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by firenzemeyasubako | 2013-11-19 14:23 | フィレンツェ観光

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